登りつめた1188m、山上からの絶景に早くもご利益を感じる
古来から神の山として信仰されていた霊山・英彦山。
主神は正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命という農業の神様だが、御名前に「勝」の字が3つも入っていることから勝運にもご利益があるとされている。山体自体を神域とし、御本社(上宮)は標高1188mの英彦山の山上に祀られている。
入り口の銅の鳥居から国重要文化財に指定された奉幣殿までは、石段二百数十段・距離にして500m、上宮まではそこからさらに2.2kmの石段の登山道を登ることになるので、参拝する際はトレッキングシューズなどを履いてお茶などを持参しておいたほうが無難。しかしながら、苦労して登った上宮からは周囲の山々を見渡す素晴らしい絶景が展開し、早くもご利益を感じる。
主祭神:正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(鷹の姿でこの世に現れた稲穂の神)
配神:伊耶那岐命、伊耶那美命
農業生産、鉱山、工場の安全の守護神また、勝運の神様
上宮からの神々しい絶景。早くもご利益を感じる瞬間だ。主神である正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命が天照大神(太陽神)の子であることから、そこから「日の子の山」即ち「日子山(ひこさん)」と呼ばれるようになったという。
冬の奉幣殿。福岡県の中でも山深い奥地にあたり雪が積もっていることもある
参道途中には磨崖仏も見られる。画像は岩壁に彫られた梵字。どのようにして彫られたのか謎が多い
所在地 | : | 福岡県田川郡添田町大字英彦山1 |
アクセス | : | 大分道・杷木ICより県道52号・国道211号・国道500号経由で約30km |
案内HP | : | http://hikosanjingu.or.jp |
問合せ先 | : | TEL 0947-85-0001(英彦山神宮) |